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事情があって暫く更新できなかったため、既に旧聞に属する話題となってしまいましたが、神戸大学の国際研究グループが、TNO(Trans Nepturne Orbits:EKBOとも呼ばれる)の軌道分布の解析によって、海王星軌道の遥か外側を公転する地球クラスの天体が存在するらしいと発表しました。 神戸大学のページ 国立天文台アストロトトピックス ご承知の通り、最近まで第九惑星とされてきた冥王星は、似たような軌道で同じ程度の大きさの天体がいくつも発見されたため、惑星から準惑星に降格されてしまいましたが、もし地球クラスの新たな天体が発見されれば、おそらく晴れて新惑星と認定されると思われます。ちなみに質量が地球の0.3--0.7倍という予想からすれば、密度が地球よりかなり小さい氷惑星であろう事からして、「新惑星」の直径は地球以上と推測されます。 しかしながら、今回の話はあくまで予想であり、現実に新惑星が発見されたわけではありません。既知の天体の軌道運動から新たな天体の存在を予想するという話は、海王星と冥王星の発見が有名ですが、実際には冥王星の発見は完全に偶然であり、また海王星の発見も実は計算結果が間違っており、偶然に過ぎなかったと言われています。 その意味で今回の予想も果たして正しいのか、実際に天体が発見されてみないとなんとも言えません。正直なところ、今回予言されている天体は、既に発見されている準惑星Sednaよりも大きくて太陽に近いので、本当に存在するなら既に発見されていそうな気がするのですが・・・。実際、想定されている14.8--17.3等という光度は、現在発見されている大型のTNOよりも明るい事になります。 |
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