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help リーダーに追加 RSS 13光年もの尾を曳く赤色巨星Mira

<<   作成日時 : 2007/08/16 18:05   >>

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 NASAの紫外線観測衛星Galaxy Evolution Exploreによって、鯨座の有名な長周期変光星Miraが、自らの放出した13光年にも及ぶガスの尾を曳いているのが発見されました。

NASAの記事

 Miraの変光が発見されたのは1638-9年のことで、最初に発見された変光星です。変光周期はおよそ330日、変光幅は最大2.0等から10.0等までとされていますが、実際には3から9等程度までの脈動変光星で、実視等級で6等級も明るさが変化していますが、放射エネルギーの大部分を占める赤外線で視ると、せいぜい1等級程度の変化です。太陽の数百倍の大きさを持つ赤色超巨星ですが、以外にも質量は太陽程度で、ある意味太陽の遥か未来の姿の星と言えます。表面重力の弱さも相俟って、脈動によって大量のガスを放出しており、これが尾の材料となっています。またこの星は周辺の星に対して毎秒130kmで移動している高速度星で、この速度と尾の長さから計算すると3万年前からガスの放出が始まった事になります。いずれは大部分のガスを周囲に放出して惑星状星雲へと進化し、残された中心核は白色矮星となるでしょう。
 なおMiraは、赤色超巨星のMira Aと白色矮星のMira Bとから成る実視連星でもあり、公転周期は400年程度とされています。実際に観測されているのはMira Bを取り巻くガス円板であり、Mira Aから放出されたガスの一部がMira Bに落ち込んでいるようです。このパターンはIa型超新星に進化する連星系の典型ですが、いずれはMiraもそうなるのでしょうか、それともガスの量が足りずに爆発せずに終わるのでしょうか。

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