|
昨年九月に、ペルセウス座の2億4千万光年の彼方にある銀河NGC1260に出現した超新星SN2006gyは、その後の研究により、これまで観測された中で最も絶対等級が明るい超新星だった事が判明しました。 NASAのホームページの解説記事 この超新星は、典型的な超新星の100倍ものエネルギーを放出しており、元の天体が巨大な星であった事を示唆してします。典型的な超新星は、通常の星と連星系を成す白色矮星が爆発するI型と、大質量星が進化した赤色超巨星が爆発するII型とがありますが、SN2006gyはそのいずれでもなく、太陽の150倍という理論限界に近い大質量の青色巨星が爆発したものと結論付けられました。青色巨星の爆発といえば、1987年に大マゼラン星雲に出現したSN1987Aがやはりそうでしたが、今回の超新星はそれよりもさらに大質量の星の最後だった事になります。このタイプの超新星爆発は、今まで考えられていたより頻繁に起こるのかもしれません。 銀河系内の似たような巨大質量の青色巨星として、りゅうこつ座eta星が知られています。この星は太陽系から7500光年の距離にあり、嘗てカノープスを凌ぐ明るさとなった事がありますが、現在はすっかり暗くなり、6等星程度の明るさです。この減光の原因は、星が実際に暗くなったのではなく、星が大量に放出している塵によるもので、実際の明るさは銀河系屈指とされています。SN2006gyの元の星も同様に大量の物質を放出していたようで、両者の性質はかなり似ており、割と近い将来に、りゅうこつ座eta星も、同様の超新星爆発を起こすかもしれません。残念ながら、この星は日本の本土からは観る事ができないのですが。 この記事が、このブログの通算200個目となります。 |
| << 前記事(2007/05/09) | トップへ | 後記事(2007/05/13)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
X^2さん、ごきげんよ〜。 |
にゅげ 2007/05/10 20:35 |
にゅげさん、コメントをどうも。この種の記事はドラマ関係と違ってあまり反響がないので、励みになります。 |
X^2 2007/05/10 23:00 |
| << 前記事(2007/05/09) | トップへ | 後記事(2007/05/13)>> |