Babylon5以外のメモ by X^2

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS Doctor Who #23 "The Satan Pit" (地獄への扉)

<<   作成日時 : 2007/02/14 18:41   >>

トラックバック 2 / コメント 9

 前回からの続きのエピソードとなる今回の展開そのものは、ローズが言った通り、ドクターも彼女自身もここで死ぬはずがないし、ターディスが失われる訳もないですから、ほぼ予定調和の範囲内でした。NHK BS2
 地下18kmの洞窟遺跡の底にあった蓋は、「地獄の蓋」というよりは悪魔を閉じ込めていた牢獄の入り口でした。あの壷と巨大な赤鬼の姿の悪魔を観て、その正体はてっきり「アラジンと魔法のランプ」、あるいは「海の底に沈められた壷に閉じ込められていたジン」のように、条件によっては手なづけられるものなのかと想像しましたが、そんな甘いものではなかったようです。肉体は囚われていても精神は自由というのはなるほどと思いましたが、それなら探検隊を利用しなくても簡単に抜け出せないのでしょうか。悪魔の魂は憑依する相手が必要で、誰かが近くに来ない限りそれが出来ないという事なのかな。
 あの程度の大きさの小惑星だと、悪魔が囚われていたあの深さは中心を突き抜けているのではという気もしますが、それを言ったら、そもそもあの小惑星に人間を保持できる重力があるのが不思議なわけで、そんな事は気にすべきでない、そういった不思議な場所という事なんでしょうね。
 今回はローズの奮闘が光りました。これまではむしろトラブルメーカー役だった彼女でしたが、恐怖と無気力に囚われた基地のスタッフを叱咤激励して、ウード軍団を無力化させた働きは、ドクターへの「愛」の成せる技でしょうが見事でした。「愛」といえば、穴の底に自ら落ちてゆくドクターがアイダにローズへの最後の伝言を託すシーンも中々決まっていました。もしや「愛している」とまで言うのではと思ったほどです。こうなってくると、余計に「戦って死ぬ」というローズに対する悪魔の予言の真偽が気に懸かります。ドクターの否定の仕方のそっけなさが、逆に怪しいですね。
 一方哀れなのはウードの扱いです。前の記事にも書いた通り、扇動された暴民として描かれている彼らは、結局扇動者にも捨て駒とされて全滅しました。ターディスで脱出したドクターも、アイダは救ったもののウードたちはあっさり見捨て、最後に取って付けたような哀れみの言葉を投げかけただけとは、やや冷たい気もします。やはり英国的な感覚では、彼らのような存在は救うに値しないという事なのでしょうか。
 他の方の記事をリンクします。
モリーさんの記事
にゅげさんの記事
virgogatorさんの記事
ぽっこさんの記事
りり・かさんの記事

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
Dr.Who ドクター・フー 地獄への扉
Dr.Who ドクター・フー 第23話「地獄への扉」 ...続きを見る
Poo-Poo名画座
2007/02/15 01:24
すべては人間の為せる業 - ドクター・フー #023 地獄への扉
ドクター・フー 第23話「地獄への扉」.ターディスねぇ...まぁ,仕方ないか.今回はネタばれありです. 前回からの続き.子供たちは恐がってました.ウードがぞろぞろと押し寄せてくるシーンは映画「ゾンビ」を観たときのような感じがあり,小学生の子供たちにとっては同じ感覚だったのかもしれません. 地下のドク ...続きを見る
V.S.A.
2007/02/18 08:41

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
>「愛している」とまで言うのではと思ったほどです。
いやもうホントに。何を言うのかどきどきでしたね。
「勇敢に戦い、死ぬ」かなり意味深です。現にシーズン3のコンパニオンはローズではないわけですし。彼女には死以外の方法をとってほしいですね。
virgogater
2007/02/14 21:15
結局、最後まで人間の奴隷のようになったなウード達。可哀想でしたが、最後にキャプテンがウードたちを殉職として記録されていたのが救いのような気がしました。
>ドクターがアイダにローズへの最後の伝言を託すシーン
まるでシーズンのクライマックスみたいでした。
モリー
2007/02/14 23:18
> virgogaterさん、
実は私もBBCのサイトをチラッと観てしまったのですが、やっぱりそうなんですか? これまで歴代のコンパニオンの退場の仕方で、「死」というのはあるのかな。それを示唆する記述もあるのだけど、もっと穏便な形での退場である事を願っています。
> モリーさん、
やはりウードの扱いに関しては、気分が良くないですね。唯一前回にローズだけが彼らに共感というかの言葉を掛けていたのは、やはり彼女自身がlower-middleの出身だからでしょうか。
X^2
2007/02/15 00:13
ウードの扱いにセンシティブになってる方が多いですね。でも、だから逆に、「生命として規定していないからセンサーに反応しない」という大ピンチを招くという皮肉が生きてきているのではないかと。
モリーさん御指摘の殉職者扱いの描写も含めて、俯瞰して理解するメッセージだと思いました。
Gumby
2007/02/15 01:31
X^2さん、ごきげんよ〜。

>それなら探検隊を利用しなくても

し〜!
それを言っちゃダメですよw
穴の底の深さとか、色々気にしちゃ物語が進行しません。そこら辺は、大人の事情ということで、大人の対応をしときましょ〜w

で、ローズの未来って、そんなヤバイんでしょうか。それは困る〜。彼女には幸せに生きてってもらいたいです。
あれが悪魔さんのたわ言でありますように。
にゅげ
2007/02/15 22:07
ウードってビーストのもともと兵隊で、あれだけ悪いこと(思えば実際殺したのは2人ぐらい?保安主任は窒息死を選んだし)したのだからって気にしてませんでしたがドクターの台詞でそうだ、彼らも被害者なのだって気がつきました。
ドクターが時間がなくて見捨ててしまいましたが、私にはその台詞で考えさせられました。
彼らってビーストに操られるか人間の奴隷になるかで彼ら自身の文化や思想がもてなかったのが可哀想でした。

穴、確かにあんまり深いと向こうに突き抜けてしまいますよね(笑)
ぽっかりどこまでも続く暗闇と静寂さが怖かったです。
ぽっこ
2007/02/15 23:11
> Gumbyさん、にゅげさん、ぽっこさん、
ウードの扱いについては、色々な見解があると思います。「奴隷だからセンサーでも生命体扱いされず、その結果位置が把握できない」というのはかなり皮肉が利いているのですが、やはり基本的に「奴隷だから、程度の低いエイリアンだから最後は切り捨てられても仕方ない」というのは、見ていてあまり気分が良くないです。まあ実際に彼らを救う手段があったか、と考えると難しいとは思いますけどね。
X^2
2007/02/16 00:33
こんにちは!
悪魔の精神はあの呪文のような文字で封じ込められていたのではないでしょうか。あそこから抜け出す為に人間の未知の者に対する探究心を利用したのではないでしょうかね。

ローズの活躍立派でしたね。
りり・か
2007/02/17 16:04
> りり・かさん、
なるほど確かにあの文字は、悪魔のものではなくてそれを封印していた人間の側のものかもしれないですね。ただそうすると、なぜ悪魔が憑依すると顔に文字が浮き出てくるのかの説明が難しいかな。
X^2
2007/02/17 17:16

コメントする help

ニックネーム
本 文