Babylon5以外のメモ by X^2

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS ST-ENT #98 "These Are the Voyages..." (最後のフロンティア)

<<   作成日時 : 2006/09/22 17:24   >>

トラックバック 4 / コメント 3

 StarTrek Enterpriseの最終話、現時点ではStarTrekシリーズ全体での最終話となります。TNGでのホロデッキ落ちという噂は聴いてはいたのですが、この設定は想像以上で相当にがっかりしました。あれではENTではなく、TNGの一話ではないですか。
 VOY第六シーズンの"Pathfinder"では、主人公がTNGのBarkleyとDeanna Troiで、本来のレギュラーがホログラム以外で登場したのは最後の最後でしたが、あくまでもそれは長いシリーズの一話にすぎませんでした。それでも直後の"Life Line"で同じ手を使われたときは「またかよ」と思ってしまいました。そもそもこのパターンが「シリーズのうちの傑作」になってしまうのは、本来のレギュラーに魅力がなかった事を物語っています。今度の場合はシリーズを締めくくる最終話ですから遥かに罪が重く、製作者がENTそのものが失敗作だったと認めたようなものです。また皆が書いているように、この時点でのTuckerの死も無意味に感じます。
 一方TNGの一話として考えてみても、この内容にはかなり不満があります。時間的にはTNG #164 "The Pegasus"で、RikerがPicardに遮蔽装置開発の真実を言うべきか悩んでいる間の出来事なのですが無理やりの設定なために、USS Kyushuのエピソードガイドにもあるようにタイムライン的にも映像的にも色々と矛盾が生じています。もちろんこのような長い歴史を持つ作品には段々と矛盾や過去の修正が必要になってしまうのは当然ですが、この場合はENTの最終回を締めくくるのにわざわざ「Pegasus事件」を選んだ理由が全く見えないために、それによって色々の矛盾を生じさせるだけの価値があったように思えないのです。
 このホログラムから悩めるRikerが何を得たのかもよく解らないところです。結局Pressman提督の求めを断った訳ですから、「昔の仲間がいくら落ちぶれていても、義理は果たす」ではないでしょうし、最後のTuckerとの会話の時点では未だ心を決めていなかったようなので、「連邦創設の理念を再確認して正しい決断を下した」という事なのでしょうが、それならドラマとしては最後のArcherの演説をきちんと聞かせるべきでしょう。もしそういう事なら、Pegasus事件当時ではなくUSS Titanの艦長となったRikerが、連邦の内的危機に対して重大な決断をする際に、連邦創設時の記録映像を参考にした、という設定にした方が遥かに問題が少なかったように思います。
 唯一良かったのは、Shranにもう一度会えた事くらいでしょうか。落ちぶれたとは言え、Jhamelとの間に可愛い娘も居て、すっかりいいお父さんになっていたのにはびっくりしました。しかしTallaって「昔の女」に因んだ名前を娘に付けるとは、Jhamelは気を悪くしなかったんでしょうか。
 関連記事をリンクします。
HANさんの記事
josetangelさんの記事

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(4件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ENT S4 #98 These Are the Voyages...
(スタートレック・エンタープライズ S4 第22話レビュー)  これが映画も含めて、(当面)最後のSTのエピだと言うことで、あるいは同じEnterprise繋がりでこういう形にしたと思いますが、ハッキリ言って私はENTの出演者やまじめにシリーズを見てきたファンには、同情を禁... ...続きを見る
VIVA ! Sci-Fi
2006/09/22 19:15
スタートレック エンタープライズ 最終話「最後のフロンティア」
とうとう全シリーズの最終話になってしまい、新作は当分ありません。何度観ても、最後のライカーとディアナのインタビューが返って寂しさを誘います。あー、これで本当に終焉なのだなあという思いがして…。 ...続きを見る
海外ドラマ☆SFワールド
2006/10/01 15:24
とうとうENTが終了。
もう、なんというか・・・ ...続きを見る
徒然なるままなぺーじ
2006/10/10 23:32
コンテンツと成長と衰退を考える 〜 ENTERPRIZE 最終回(STARTREKシリーズ)
現在、某CS局で、STARTREKシリーズ最後の子孫だったシリーズ、ENTERPRIZEが放送されてきましたが、 ついに最終回となりました(アメリカでは2005年5月に最終回) このENTERPRIZEについては熱心に見ていたわけでもありませんが、このシリーズについてそれなりの思い入れもありますので、この最終回を見て、その感想を。 ...続きを見る
日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF ...
2006/10/12 21:48

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
VOYにも同じようなものがあったのですね。
VOYは未見なので目新しくて良かったと思った反面、ライカーがホロデッキから得た答えがわからないのとアーチャー船長のスピーチが無かったのにはガッカリでした。
TNGのペガサスが未見だった為に理解できないことなのかと思い、観たのですが結局わかりませんでした。
モリー
2006/10/01 17:05
本当に、Σ( ̄□ ̄)なんだこれは!!!
って感じの最終回でした。
トリップを返して〜!!
ホント、ろくな脚本じゃないです。
わたるママ
2006/10/10 23:34
モリーさん、
他のブログの記事を幾つか読んだうちで、Rikerがホロデッキから得たのは「Tuckeの艦長への絶対的な信頼」だという説が正解のような気がします。そうすれば最後のスピーチをわざわざ聴かなかった理由も判りますから。しかしそもそもTuckerも含めシェフとのやり取りは全て「本人との会話」ではなく、所詮コンピュータシミュレーションとのそれですから、それで納得するというのもちょっとね・・・、です。
わたるママさん、
この最終回はある意味このシリーズ、というより「STの落日」を象徴しているように感じます。少なくともTOS--TNGの空白期間程度は休息期間が必要では。
X^2
2006/10/11 00:16

コメントする help

ニックネーム
本 文