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StarTrek Enterprise第四シーズン第十六話、これを含めて残り7話です。前話を見た際は気が付かなかったのですが、この状態は「新幹線大爆破」あるいは「スピード」でしたね。ただ、別にEnterprise乗員を人質に取っての脅迫等は無い訳なので、何でKlingon側がこのような面倒な小細工をしたのかが不明です。単にColombiaとの裏返し並走とTuckerの綱渡りシーンで盛り上げるための、いささかあざとい脚本に見えてしまいました。 Reedに対するArcher船長の態度の変化も無理を感じます。前話の最後では、どんなに困っても裏切り者の助けなど借りない、という表情でReedの懇願を無視して拘束室を後にした船長が、今回の初めでは一転して拘束室に戻り、監視付きながらTucker受け入れを手伝わせます。そしてSection31とのやり取りの後、大した葛藤も無くReedを再びクルーとして受け入れてしまいました。前話の雰囲気では、もはや彼がこのままクルーに留まる事は不可能なほどに信頼関係が崩壊していたのに、ずいぶん安易な心変わりです。 さらに言うと、Klingonの変化に関する今回の説明も、やはりかなりの無理があります。Klingonの全人口がどのくらいかは不明ながら、常識的には数十億以上は居る内の感染者は高々数百万、しかも治療薬が開発された状況で、なぜ一世紀後のTOSの時代にモンゴル型Klingonしか登場しないのでしょうか。それともPhloxが開発したのは単に感染後の進行を止める薬で、感染そのものは食い止められずにKlingon帝国全体に広まったという事なのでしょうか。 Section31(正確に言えばその前身)がKlingon帝国の安定を図って今回の事件を起こしたというのは、確かに有り得る動機だと思います。北朝鮮の体制が崩壊すると難民が周辺国に押し寄せて大混乱になるため、あえて現体制を支えて軟着陸させる、という政策に重なるものがありますね。ただ、Section31の名前の由来となっている「憲章」とは一体何でしょうか。未だ「惑星連邦」が発足する以前の話ですから、地球関係でそれに類する憲章がある事になりますが、少なくともこれまではそんな話は一度も出なかったように思います。 全体として、今回の話はかなり不満が残ります。またTuckerとReedがそれぞれ今後どうなるのかも不明のままで、不安を抱えながら最終回が視野に入ってきたこの連話でした。 関連記事をリンクします。 HANさんの記事 josetangelさんの記事 モリーさんの記事 艦長さんの記事 |
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スタートレック エンタープライズ #92 Divergence
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海外ドラマ☆SFワールド 2006/08/24 18:21 |
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